’12,6,3 上野三碑巡り


上野三碑と言っても西郷さんが立っている上野公園の上野では無く「こうずけ」と読み、つまり今の群馬県の事ですね。

昔々、群馬と栃木の事を毛野国(けのくに)と言いまして、群馬側がなぜか上毛野国(かみつけのくに)、栃木が下毛野国(しもつけのくに)でありました。その後、某所より国名は漢字2文字にせよってお達せがありまして、共に毛を省いて上野国、下野国となりました。毛を省いても読みはそのままだったんで、群馬県は上野(かみつけ)、そして、その上をとって上州と呼ばれる訳であります。

上野三碑ってどう言うものかと言うと、簡単に言えば奈良時代あたりに建てられた古い石碑でありまして、三碑って言うぐらいですので3つあって、金井沢碑、山ノ上碑、多胡碑であります。金井沢碑、山ノ上碑は元々高崎にあったんですが、近年の市町村合併により多胡碑も高崎の領地となり、シメシメ^^。

と言う訳で、ライジン号で行く高崎再発見の旅第5弾、上野三碑巡りです。

まずは金井沢碑。
いつ頃の物で、何が書いてあるか…、とか詳しくはWikipediaで調べて下さい。場所は根小屋、城山団地の外れの方です。こんな建家の中におさまっていました。






次は山ノ上碑。
場所は山名かな?。山ノ上碑ってくらいだから山の上にあるのかな?と思ったら、石段の上でした。マムシに注意って書いてあるんだけど、どお注意すればいいんだ?、今日短パンだし…、自転車担いでるし…。

そして、山ノ上碑も、登ってくる石段からは想像つかないようなしっかりとした建家で覆われていました。











最後に多胡碑。建家はメンテ中のようでした。

三碑の中では多胡碑が1番有名・貴重らしいんですが、これ何?って言う程バカでかく立派な「多胡碑記念館」なるものが裏に建っていました。これほんとに何?、誰が金出したの?、誰の許しで!、と、思わず呟いてしまう程立派でした。だからねぇ、吉井町は高崎に吸収されちゃったんだよ。これからはずーっとこれ高崎が面倒見なくちゃならないんだよね、市税で。






と、三碑巡りも終わり、帰り、ちょっと足を伸ばして、ほんのちょっと葉っぱの間から観音様拝んで…。ここへ来たらここへ寄らねば「観音茶屋」クリームあんみつ。お昼食べてないって言ったら大盛りにしてくれた^^。ちょっとモダンな蛸唐草のカップに入れてくれた珈琲も美味しい。

仕事と歯痛に追われた1週間、何てったって歯医者さん2軒掛け持ちしてるもんね。来週はどうか歯が痛くなりませんように。また週末自転車に乗れますように。山歩きでもいいけど。











本日のルート、距離36.9km、最大標高差183m、累積標高登り716mでした。


Top Page