’12,5,16 少林山達磨寺


最近、スキーも終わって、週末さえも運動しなくなり、平日なんておそらく100歩歩かないんじゃないかってぐらいダメ人間してて、膝どころか、踝まで硬くなってきて、困ったもんです。

でも困ってたダケじゃぁ自分の左足動かなくなってしまうんで、陽気も良いし、自転車でも乗ってちょっとほぐそうかと、今年初めてのライジン号出撃でありました。

行き先は、ライジン号ですのでそんな長距離は走れず、基本家から30km程度。適当にアップダウンがあって、路面選ばず、担ぎが良し、石段いいなぁ。でも下りあんまりスピード出ない所。名所・旧跡あればよりベター。ってとこで、やっぱ観音山だな。高崎市民なら誰でも一つや二つの思い出のある場所、観音山。今回は少林山側から攻めてみる事にしました。って、何を攻めるんだろう?。






ちなみに「少林寺」ではありません。あちらは「嵩山少林寺」ここは「少林山達磨寺」です。

本堂(霊符堂)では「達磨大師」と「北辰鎮宅霊符尊」を祭っています。「北辰鎮宅霊符尊」とはお星様、北極星と北斗七星ですね。だからこの寺はすべて北向きに建てられています。

そして、少林山の敷地には洗心亭と言う建屋があります。洗心亭、名前がいいですねぇ。心を洗われますねぇ。洗心亭と言うとブルーノ・タウトが滞在していた事で知られています。ブルーノ・タウトはドイツの建築家です。ナチスに追われ、亡命の形で日本に3年程滞在、そのほとんどをここで過ごしました。この人の日本観ってすばらしいですね。戦争の足跡が聞こえる暗くなりつつある時代なんですが、日本人って、日本の文化ってすばらしいんだなぁって感じさせます。そして、今、平和であり、豊かであるだろう時代が、なぜか恥ずかしくも感じさせます。日本は戦争で負けて、何を失ったんだろう?。今、実は当時よりも、もっと不幸な時代に生きているような気もします。











少林山からは山沿いに適当に走って、白衣観音に出ました。観音茶屋で一息と思ったんですが、今日は水曜日で定休日の様でした。

その観音山、観音様があるから観音山と思われがちですが、実はちゃんとした山です。三角点もあります。どこにあるかって言うと、観音様のすぐ裏の方、丸石階段を登ったところになぜかブロンズ像がありまして、その足下です。標高は227mです。






本日のルート、距離38.2km、最大標高差240m、累積標高登り758mでした。


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